経営者の脳を活性化する!サードプレイスとしての異業種交流会活用法
日常業務だけだと発想が固まりがち
経営者の方は、気づけば同じ業界の人とばかり顔を合わせていることってありませんか。もちろん大切なことですが、気づかないうちに「いつもの考え方」にとらわれてしまうことも多いですよね。そうなると、新しい工夫や発想が出にくくなってしまいます。
そんなときに注目したいのが「異業種交流会」。人脈づくりの場というよりも、経営者にとっての“サードプレイス”、つまり第三の居場所として利用すると、心も脳もスッキリして、新しいひらめきが生まれやすくなるんです。
サードプレイスって何?
サードプレイスとは、自宅(第一の居場所)や職場(第二の居場所)以外で、安心して人とつながれる第三の居場所のこと。カフェや趣味の集まり、地元や地域の活動などもそうですね。経営者にとっては異業種交流会がまさにその役割を果たします。
ここでは立場や利害関係をあまり意識せず、自然体で会話ができるのが魅力です。肩の力を抜いて話をするうちに、「なるほど!」と思えるヒントが見つかることもあるでしょう。
異業種交流会で得られる気づき
異業種交流会では、普段の仕事では出会えない人の話を聞けます。例えばこんな場面です。
- IT企業の社長が、不動産オーナーから資産管理の考え方を学ぶ
- 製造業の経営者が、美容業界の人から顧客対応の工夫を聞く
- 士業の人が飲食業の方から現場の悩みを知り、士業としてのサービスに生かす
こうした交流は、自分一人では発想し得ない視点をもらえるチャンス。名刺交換だけでは終わらない「実のある学び」が異業種交流会の魅力です。
脳にもいい刺激がある
初対面の人と話すとき、脳は「予測できない会話」に反応してフル回転します。そのときに分泌される脳内物質が、柔軟な発想や新しい挑戦を引き出してくれるのです。
つまり、異業種交流会は「出会いの場」であると同時に「脳のトレーニングの場」でもあります。定期的に参加すればするほど、脳は活発に働き、柔軟な発想が出やすくなるでしょう。
趣味の仲間と同じように楽しめる
趣味の仲間と集まるときって、肩書きや立場を忘れて気楽に話せますよね。異業種交流会も同じような雰囲気があります。業種が違うからこそお互いの話の内容は新鮮で、「へえ、そんな考え方があるんだ」と驚くことも。
「悩み相談の場」というより、「アイデアを発見する場」と思えば、異業種交流会は経営者にとっての“リフレッシュの場”になります。
まとめ ― 横浜でサードプレイスを見つけよう
異業種交流会は人脈づくりや営業の場という印象が強いかもしれません。実は、経営者の脳を活性化し、発想を広げてくれるサードプレイスです。普段の生活では得られない刺激を受けることで、自然と新しい考え方が生まれます。
経営を続けるには情報や経験だけでなく、柔軟に考える力も必要です。異業種交流会はそのための脳の栄養補給ができるうってつけの場所なんです。
横浜で開催している当交流会は、そんな新しい気づきを得たい経営者の皆さまに多くご参加いただいています。ぜひ一度体験してみませんか。横浜でお待ちしています。
(投稿者:弁護士 細江智洋)