異業種交流会の後のお礼状の出し方
異業種交流会に、今後も新たな関係を築き、連携を強化したい方がいた場合は、交流会に参加した後にお礼状を送ることが大切です。お礼状は、良好なビジネス関係を維持し、将来的に協力を得る機会を増やします。以下、異業種交流会の後のお礼状の送り方をご説明します。
早めに送る
できるだけ早くお礼状を送るすることが重要です。新鮮な印象を保つために、異業種交流会の当日あるいは翌日にはお礼状を送りましょう。
受け手に合わせたメッセージ
一般的なお礼状ではなく、それぞれの受け手にカスタマイズされたメッセージを送ります。異業種交流会での具体的な出来事や会話を思い浮かべて、相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
タイトルを工夫しましょう
受け手は日々膨大な量のメールを受け取っている人かもしれません。お礼状のタイトルには、どこで会ったときのお礼メールか、一目見て分かり易いよう工夫しましょう。
イベントや会話を振り返る
異業種交流会でのイベントや会話を振り返り、当日のエピソードや相手の印象について触れるなど、相手への関心を示して好印象を与えましょう。
共通の関心事をアピールする
共通の興味や関心事があれば、お礼状でアピールします。お互いの共通の興味や関心事があると、関係がさらに深まります。
コラボレーションを提案
お礼状に今後のコラボレーションの提案を添えると良いでしょう。具体的な提案や計画を共有し、関係をさらに一歩進める機会を提供します。
連絡先を伝える
受け手が簡単に連絡できるように、お礼状にご自身の連絡先を入力してください。
親しみやすい言葉
お礼状の最後に親しみやすい言葉で締めくくりましょう。相手との前向きな関係を強調し、また会うのを楽しみにしていることを示しましょう。ただし、相手が多忙である可能性を考慮し、返信を求めるような文言は避けましょう。
文法と誤字脱字に関する注意
お礼状に文法や誤字脱字がないことを確認してください。プロフェッショナルな印象を与えるために、文書の品質に注意しましょう。
お礼状は、異業種交流会の後で関係を深め、将来のコラボレーションやビジネスチャンスを広げる重要な方法です。今後も新たな関係を築きたい方がいた場合は、感謝の気持ちを忘れず、効果的なお礼状を送ることで、良好なビジネス関係を築くことができます。
(投稿者:弁護士 細江智洋)