異業種交流会で望まない勧誘に遭わないために

異業種交流会で望まない勧誘に遭わないために

異業種交流会は、新しい人々と出会い、ビジネスチャンスを拡大するのに最適な場所ですが、望まない勧誘に遭うことがあるのも事実です。以下に、望まない勧誘を回避する方法を解説します。

明確な目的がある

異業種交流会に参加する前に、必ずご自分の目的を明確にしてください。異業種交流会で他の参加者と良好な関係を築き、情報やアイデアを共有するという目的を認識し、直接的な勧誘を避けるように努めましょう。

適切な自己紹介

自己紹介の際に、ご自分の仕事や会社について簡単に話して、相手に興味を持ってもらうようにしましょう。ご自分の詳細な情報を明かしすぎずに、相手の質問を受ける姿勢を示すことが重要です。

傾聴の姿勢を持つ

相手の話をよく聞くことで、勧誘を避けることができます。ただ相手の受け身になって聞くだけではなく、相手のビジネスや関心事に興味を持ち、質問することで、相手も興味を持ってくれる可能性が高まります。

ネガティブな話題を避ける

政治、宗教、個人的な話題など、感情的な議論につながる可能性のある話題は避けましょう。ポジティブな雰囲気を維持することが重要です。

他の参加者を紹介する

たまたまご自身にとってあまり関心のない話題の場合は、他の参加者で関わりがありそうな方を紹介し、新しいつながりをさらに作ることも最適な方法です。また、他の参加者に価値を提供し、コラボレーションする機会を創出することでご自分も評価されます。

ノーと言う姿勢

望まない勧誘を避けるために逃げるのではなく、はっきりとノーと言う方法も学びましょう。丁寧な言葉を使って、ご自分が相手に興味を持っていることを伝えると同時に、現時点ではオファーを受け入れる時期ではないことを伝えることが重要です。相手を傷つけないで上手に断ることができるとご自身もその後の交流を気持ちよく過ごすことができます。

グループで参加する

友人や同僚と異業種交流会に参加すると、孤立せずに、勧誘を避けることができます。グループ内での相互サポートも可能です。

意図とビジョンを強調する

最後に、ご自分の意図とビジョンを強調すると、望まない勧誘を避けるのに役立ちます。ご自分のビジョンに真剣に取り組んでおり、他の提案を急いで受け入れるつもりがないことを相手に明確に伝えてください。

異業種交流会は、新たなつながりや情報を得る貴重な機会です。上記の方法を活用することで、望まない勧誘を回避し、有益な関係を築くことができます。

当交流会では規約上で自己啓発系、人材育成会社の方のご参加、および毛皮・宝石等の高額商品の販売目的、ネットワークビジネス、宗教及び政治関連目的でのご参加をお断りしておりますので、初参加の方も安心してお申込みいただけます。なお、当交流会で万が一そのような勧誘に遭われた場合は、主催者までご連絡いただければ、次回より参加をお断りするなどの対応をいたします。

（投稿者：弁護士　細江智洋）