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異業種交流会でリーダーシップを発揮する方法|初参加でもできる簡単な方法

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異業種交流会でリーダーシップを発揮する3つのコツ|初参加でもできる簡単な方法

小さな勇気が大きな一歩に

異業種交流会って、ちょっとドキドキしますよね。
さまざまな分野の方が集まって、普段なら出会えない人と話ができる特別な場。でも初めて参加するとなると、「うまく話せるかな」「場に馴染めるかな」と不安になるものです。
でも、そんな場で自然と周りに人が集まってくる人がいます。特別な肩書きがあるわけじゃなくても、その場の雰囲気をよくしてくれる人。実はそれこそが、交流会でのリーダーシップなんです。大げさなことじゃなくて、ちょっとした振る舞いの積み重ねなんですよ。

では、初めての方でもできるリーダーシップを発揮する方法を、3つのコツにまとめてご紹介します。

コツ1:まずは自分から声をかけてみる

会場に着くと、初めての人ばかりで緊張してしまう……そんな経験、ありますよね。けれども、そんなときこそ自分から「はじめまして」と声をかけてみましょう。一言で空気がやわらぎます。
例えば、受付のあたりで名札を見て立ち止まっている人に「初めての参加ですか?私もなんです」と声をかけてみるだけでも、会話のきっかけになります。相手も「話しかけてもらえてよかった」と思っているかもしれません。
「どんなお仕事をされているんですか?」と簡単な質問をするだけでも、会話は自然と広がっていきます。もし会話が途切れそうになったら、「今日はどんなきっかけでいらしたんですか?」と続けると、相手も話しやすくなります。こうした小さな行動が、交流会を楽しむコツであり、リーダーシップの第一歩でもあります。

コツ2:会話上手よりも聴き上手になる

交流会というと、自分のことをもっとアピールしなきゃと意気込んでしまう方もいます。でも大切なのは、話すことよりも聴くこと
うなずきながら相手の話を聴いて、「なるほど」「面白いですね」と一言添えるだけで、相手は安心して話せるようになります。たとえば、相手が「最近、新しい事業を立ち上げて…」と話し始めたら、「すごいですね!どんな分野なんですか?」と興味を示すだけで、会話はぐっと広がります。
もし話題に困ったら「最近力を入れているのはどんなことですか?」と尋ねてみるのもおすすめです。話を引き出すコツは、自分が知っていることを話すのではなく、相手が話したくなるような質問をすること。
聴くことって、本当は場を落ち着かせる大事な力。これも立派なリーダーシップなんです。

コツ3:ちょっとした気配りを心がける

話の輪に入りにくそうな人を見かけたら、「よかったらご一緒にいかがですか」と声をかけてみる。名刺交換で相手の名前をきちんと呼ぶ。「お話できてよかったです」と一言添える。
こんな小さな気配りが、その場の雰囲気を和やかにしますし、あなた自身の印象もぐっと良くなります。
例えば、何人かで話が盛り上がっているときに、少し離れた場所にひとりで立っている人がいたら、「よかったらこちらの席空いてますよ」とすすめるだけで、その人はきっと安心するはずです。
とくに目立つ必要はありません。誰かが安心できる雰囲気をつくることも、一つのリーダーシップのかたちです。

自分らしいやり方で大丈夫

交流会では、まとめ役になることだけがリーダーシップではありません。
少し勇気を出して声をかける、相手の話をしっかり聴く、困っている人をさりげなく助ける――そんな一つひとつの行動が、自然とあなたを頼れる人にしていきます。大事なのは、無理をせず、一つずつ自分にできることをやってみることです。

異業種交流会は、新しいご縁が生まれる場所です。あなたの小さな行動が、誰かにとって忘れられない出会いにつながるかもしれません。
肩の力を抜いて、あなたなりのリーダーシップを試してみてくださいね。

(投稿者:弁護士 細江智洋)

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