異業種交流会から得られる5つの人生の学び~横浜での出会いが、新しい気づきをくれる~
ふだん出会うことのない業界や職種の方と話せる「異業種交流会」。はじめて参加される方の中には、「名刺交換をして終わりなのでは」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、そういう場での出会いで、仕事のきっかけだけでなく、自分自身の視野や価値観にも、思いがけない変化をもたらすことがあります。
交流会では、さまざまな気づきが生まれる場面があります。ここでは、その中でも特に印象的な「5つの気づき」をご紹介いたします。
正解はひとつとは限らない
たとえば、自分で会社を立ち上げた方が「まず動いてみることが大事」と語っていたら、いつも準備を事前に整えてから動くタイプの方にとっては、目からうろこが落ちるような考え方かもしれません。
いろいろな業種の方の話を聞いて、「こういう考え方もあるんだ」と思えることは、とても貴重な経験です。
自分にとっての「ふつう」が、誰かには新しいヒントに
たとえば、お客さまへの情報発信を日々行っている広報の担当者が、レストランの経営者と話す中で「その伝え方、うちでも使えるかも」と言われる場面があるかもしれません。
自分にとって当たり前になっている工夫や知識が、まったく別の仕事で役に立つことも多くあります。交流会では、そんな思いもよらない場面に出会えることもあります。
話すよりも、じっくり聞くことが信頼につながる
異業種交流会というと、自分の仕事を紹介する場面が多くありますが、実は「相手の話に耳を傾ける」ことが、良い出会いにつながる大切な一歩です。
たとえば、映像づくりやものづくりに関わる方が、作品に込めた想いや苦労を語る場面があったとします。そうした話にじっくり話を聞くことで理解が深まり、自然と会話が広がって、お互いの距離もぐっと縮まるかもしれません。
肩書きを超えた「人」と「人」のつながりが大事にされる
異業種交流会では、会社名や役職よりも、「どんなことに関心があるのか」や「どんな思いで仕事をしているのか」が話題になることが多くあります。
たとえば、若い起業家とフリーのデザイナーが、仕事とは関係のない趣味の話で盛り上がっているような場面もあります。そうした職種や立場の異なる人と人とのつながりが、あとにつながる関係を育てるきっかけになることもあります。
ちょっとした出会いが、思わぬ一歩になることも
交流会での短い立ち話が、「何か一緒に出来ないか」と新しい取り組みや協力につながることもあります。
たとえば、カフェの店主と話していくうちに、「それなら、うちで試してみませんか?」と商品展示やイベント開催といった企画が持ち上がることもあるかもしれません。思いがけないご縁が、小さな一歩を生み出すこともあるのです。
異業種交流会には、ただの名刺交換では終わらない、たくさんの出会いや新しい視点に触れる機会です。横浜という、多様な人や仕事が集まる土地だからこそ、いろいろな価値観に触れ、広い視野を持つきっかけになることでしょう。
これからも、皆さまが安心して参加でき、出会いや学びを楽しめるような場をつくってまいります。ぜひ一度、足を運んでみてください。
(投稿者:弁護士 細江智洋)